2010年8月16日月曜日

機内食

つい1時間前にワルシャワのホテルに到着した。
シャワーも浴びて、ベッドに潜り込んだところで、このブログを書き始めている。
ほぼ、24時間の移動でさっきまで眠かったが、今はそうでもない。
今回利用したアエロフロートの機内食を食べながら、以前に同じような感覚を持った事を思い出したので、誌しておく。
いや、別にたいした話では無いが、
機内食に貪りついている自分がとても情けなく、屈辱的に感じる。ということだ。
狭いシートに座らされ、小さなトレーにちまちまと載せられたプラとアルミの器。
手元の明かりも不十分で扱いにくく、突然の揺れに備えて前傾姿勢。
当然、作りおきを温め直した事により、その料理の本来の味は何時間も前に失われている。
しかし!
そんな状況、そんな味の料理を、自分はとても待ち遠しく配膳を待ち、とても有り難く頂いている。
そう、人間空腹になると自尊心が真っ先に壊れるのだ。恥ずかしい現実。
食事を半分ほど終え、ひとまづの空腹を押さえて、周りを見渡した時、このみじめさが一番大きくなる。
ああ、また同じ事の繰り返しだ。
おいしくない料理を、そうとわかっていながら、空腹に負けて、反射的に食べてしまう事が悔しい。
そうだ。今度からはおにぎりでもいいから、自分が食べたいと思える食事を用意しよう。
と、心に誓った。(出来るかな?)

2 件のコメント:

  1. 確かに・・・ 私もそう思います。限りある人生の1回を損した気がします。 ハンニバル博士のように、美味しいお弁当を持参するのがかなり高級な手段ですが、そのレベルには到達しません。 時々、美味しいチーズやら美味しいサラミなどを持参するときは、かなり自己満足に浸れます◎

    返信削除
  2. ossuさん。コメントありがとうございます。

    そーなんですよ。私もレクター博士(映画ハンニバルのエンディングシーン)を思い出しました。
    うまいおにぎりでもあればいいんですけどね。
    逆に国内線の「空弁」は好きな食事を持ち込める、素敵なシステムだと思っています。

    返信削除